障害者と初めて言われた日

私がシングルマザーになって8ヶ月目。

双極性障害適応障害心療内科に通っていたが、そろそろ仕事をしないと生活ができなくなってきたある日、離職票を持ってハローワークへ行った。その日はスムーズに手続きを済ませて帰宅し説明会を受けたあくる日、自分にはどんな仕事が向いているのか、職業訓練を受けてそれを仕事として活かせる事が出来るのか相談しに行った。担当の人に「あなたの場合300日の猶予がある。職業訓練を受けることは出来るが、体調面、精神面を考えてみて。職業訓練は前向きにすぐ仕事につなげたい人が受けるものだから。あなたは障害者だからそこはちゃんと考えてね」と言われた。

初めて障害者と言われた衝撃はあまりにも強く、誰の事を言っているのだろうと少し考えた。自分の事だとわかるとあまりいい気もしなかった。その日相談した担当の方も悪気がある訳ではないようだったが、あの言い方なら職業訓練は障害者が受けるものではないと捉える人も少なくないと思う。

またこれは身内同士の話になって申し訳ないが、私の親族は精神疾患に理解が無い。私が精神疾患があって通院しており医者にその時は仕事をすることが困難な状態だと説明した事がある。その際親族は「それは甘えであって通院しながら仕事をしている人は山ほど居る」「そんなものは仕事をしたく無いだけのノラの言い訳だ」と言われた。その時はただただ自分が悪いんだと思うしかなかった。味方になってくれる人は居ないんだと。実際今もだが人の助けがないと日常生活が困難な状態だ。それは医者、役所の人も認定済みでそれを言っても「そうやって何にでも名前をつけて病気にする」と全く聞く耳を持つことはなかった。

今現在そんな状態の中仕事を見つけるのに苦戦をしている。子供のために職を早く見つけて安定した生活を送りたい。